食生活の乱れが薄毛を招く
現代人は食生活が乱れがちで、摂取する栄養素もかなりの偏りがみられます。
食事は、体内に取り込まれると、さまざまな栄養素に変換され、それぞれを必要とする生体機能へと送り込まれます。
そのため、栄養に偏りがみられると、体内のあらゆる箇所で不具合が生じ、生体機能が正常に働かなくなります。
その最も顕著な例が毛髪です。
毛髪は、生命維持には関わっていない部位なので、生体内において優先順位が低く、最も栄養素が回ってこない器官となっています。
ゆえに、食生活の乱れの影響を受けやすく、栄養不足=抜け毛、薄毛の原因に直結してしまうのです。
食生活の改善
栄養不足を解消するには、やはり基本の食事を改善させるのが最も近道です。
ただ、育毛のための食生活の改善というと「髪にいい海藻類をたくさん食べればいい」などと一点の食材を集中的に摂ることに執着しがちです。
もちろん、海藻類が髪にいいことは事実ですが、そればかりを摂取しても、育毛にはあまり効果がありません。
栄養素というのは、基本的にすべてをバランスよく摂取しなければ、個々としての効能が半減し、全体的に効果が落ちてしまうのです。
髪によい食材を積極的に取り入れるのはいいことですが、あくまでもそれはバランスのよい食事の一環として摂取するよう心がけましょう。
食事バランスガイドの活用
バランスのよい食事を、と一言に言われても、では一体どんな食事が「バランスのよい食事」なのかわからないという人は多いと思います。
近年の健康志向ブームにより、以前よりは食に関する知識が豊富となってきた現代人ですが、依然として何をどのくらい摂ればいいのかを知らない人たちが多数存在するのが実情です。
そんな現代人のために、厚生労働省と農林水産省が共同策定したのが「食事バランスガイド」です。
これは、食生活の改善指針のひとつとして提示されたガイダンスで、食事内容を主食・副菜・主菜・牛乳、乳製品・果物の5つにわけ、それぞれ1日にどのくらいの量をとればいいのかを「○つ(SV)」という単位であらわしたものです。
たとえば、成人男性では、主食は5~8つ(SV)必要であり、1つ分はごはん小1杯、食パン1枚などに相当し、2つ分はうどん1杯、スパゲッティー1皿などにあたります。
これらは自分の生活環境(運動量が多いかどうかなど)や、体型などから算出し、そこから自分にとって何をどれくらい摂れば理想なのかを計算します。
単位は料理例として記載されているので、どのような料理を食べればいいのかという参考にもなります。
食生活を改善しようと思い立ったら、まず「食事バランスガイド」に沿って少しずつでも改良を加えていくことをおすすめします。
サプリメントの活用も有効
毎日の食事だけで栄養分のすべてを網羅できればそれ以上のことはありませんが、現実問題として、3食の食事だけで必要な栄養素をすべて摂取することは非常に困難です。
そんな時は、不足分をサプリメントで手軽に摂取するというのもひとつの方法です。
もちろん、サプリメントのみに頼るのはよくありませんが、サポートとして有効活用するのは、身体の機能を正常に保つために有効な手段と言えます。
サプリメントは数限りなくありますが、育毛に関しては「Hatto」や「YEAST」など、育毛専用のサプリメントを活用するのが最適です。