育毛剤の使い方・使用方法

育毛剤の使い方

育毛剤には外用薬タイプ、内服薬タイプ、ヘアケア用品タイプとありますが、医薬品はもちろん、医薬部外品の育毛剤でも、それぞれ効果的な使用方法があります。

正しい使用方法を知ることは、副作用のリスクを最小限にとどめたり、育毛剤の効果をより高めることにつながるので、使用前に基本事項としてしっかり念頭に置いておくようにしましょう。

外用薬タイプの使用方法

頭皮に直接塗布して使用するタイプの育毛剤は、液状あるいはクリーム状になっているものが多くを占めます。

使用方法はその容器の形状にもよりますが、スポイトで適量吸い上げて頭皮にたらしたり、スプレーで吹き付けたりするのが一般的な方法です。

外用薬タイプの育毛剤は頭皮から十分に浸透してはじめて効果を発揮するので、浸透率をよくするために、薬液を頭皮に塗布した後は、両手で軽くマッサージをするようにしてもみこむとより効果がアップします。

使用回数は、目安として1日2~3回と設定されているものが多く、使用時間に関しては特に明確な決まりは設けられていませんが、朝晩または朝昼晩と使用するのが最もスタンダードとなっています。

ただし、毛穴の汚れが取れた状態で使用すると毛穴の奥まで浸透しやすくなるので、そのうち1回は、洗髪後の使用がおすすめです。

内服薬タイプの使用方法

内服薬タイプは、基本的に、ただ水で錠剤を飲むだけです。

育毛サプリメントなどの場合は1日の摂取量は特に厳しく定められていませんが、プロペシアなどの医薬品の場合は、1日1錠の服用を限度とするなど、用量がしっかり定められています。

基本的には1日1錠の使用が目安ですが、育毛剤によっては1錠あたりに含有される成分濃度が異なるものが発売されているため、使用の際は「1錠」ではなく、成分量によって服用の量を決める必要があります。

例を挙げると、プロペシアに含まれているフィナステリドは1日1mgの服用を限度としていますが、中にはプロスカーのように、1錠あたり5mgのフィナステリドを含んだものもあります。

こういった場合は、そのまま1錠として飲むのではなく、専用のピル(錠剤)カッターで、1mg相当になるように4~5分割して服用するなどの処置が必要となります。

内服薬は特に外用薬より副作用のリスクが高くなっているので、決められた用法・用量はきちんと守り、副作用のリスクをいたずらに上げたりしないようにしましょう。

ヘアケア用品

育毛効果のあるヘアケア用品としては育毛シャンプーが主流です。

使い方は通常のシャンプーとあまり変わらないのですが、シャンプーの前後に椿油やオリーブオイルなどを使用すると、より頭皮を健やかに保つことができます。

たとえば、シャンプーの前に椿油をなじませると、頭皮の汚れが浮いて除去しやすくなります。

また、シャンプー後に同じく頭皮に塗布すると、頭皮に必要なうるおいを与えることができます。

さらに、シャンプー使用時に頭皮専用ブラシ「モミダッシュ」などを使うと、毛穴の奥の汚れまで取りやすくなるほか、頭皮マッサージとしての効果もあるため、育毛シャンプーとの併用をおすすめします。

育毛剤の併用

育毛剤の中には、組み合わせによって相乗効果が生まれるものがあります。

その最たる例がフィナステリドとミノキシジルの併用で、たとえばプロペシアを1日1錠服用しつつ、ロゲインを頭皮に塗布すると、AGA(男性型脱毛症)治療により高い効果を発揮します。

また、育毛シャンプーのように毛穴の洗浄を行うヘアケア用品を使用すると、外用薬の浸透率が高くなるという意味で、こちらも相乗効果があると言えます。